発達障害の診断がついた日。
WAIS3の結果が返ってきた。
詳細は省くが、ほぼ全ての項目が平均の下で、あるひとつは特に低く知的障害との境界線だった。
医師からは「主病はADHDでASDの傾向あり」という診断結果を告げられた。
自分の大切な話であるのはわかっているが、よく支援なしでグレることもなく生きてきたと、笑ってしまった。
(診察中に笑い出してしまうことがよくあり、そのたび医師は困った顔をするので、申し訳ないと思っている。)
チャットで友人に「発達障害だってさ」と送ると「気にしないでできることをやっていこう」と返ってきた。
わかるよ、気にしないで、できることをやる。
IQでは私がどんな撮影をするのかはわからない。
良い画像を作れるかどうかは発達障害は関係ない。
診断が出たところで明日も明後日も変わらない。
そう思っていたはずなのに、だんだんと不安に飲み込まれ、動くことができなくなった。
どうして親は気がつかなかったんだろう。
どうして暴力をふるってきたんだろう。
どうして性的な行為をしたんだろう。
過去が突然思い出されて、怒ったり泣いたりという、厄介な癖も発達障害の特徴のひとつらしい。
いまは薬を使ってなんとかなっているが、それでもどうしてもバランスを崩すときはあり、耐え難きを耐えしのび難きをしのびの精神で波がしずまるのを待つ。
吐いて食べて寝込んでをただ繰り返す。
1週間が過ぎ、通院し、薬が増え。
なんとか持ち直しはじめ「暇だ」と感じられるまでにはなった。
とりあえず、26日は風呂の日なので、温泉に行ってきた。
明日からまた出勤します。
いってきます。